僕と日本と

大学院生の日々考えてること。デザインを学び、留学、そして就職へ・・・3日に1回くらい更新。

留学して「やらなきゃいけないこと」から開放されることのメリット

ココ数日帰国後の書類作りに追われている。 形式上必要な物が多く、もううんざりだ。 留学の代償と考えれば、ものすごく軽いものだが。。。 そういえば、留学前もこんな状況だった。 日本では大事ではなけれどやらないといけないことにすごく追われていた。 …

自分探しの旅はアリだと思う

よく、本当の自分とか、自分探しの旅とか言いますね。時には「本当の自分なんてあるかい!」とバカにされたりするワードではある。本当の自分というのはあるか分からないけど、自分を発見するということは、あるんじゃないかと思う。僕はイタリアに行くまで…

アールヌーボーと印象派

パリの街中や美術館では、アールヌーボーや印象派の素晴らしい作品を見ることができる。その二つは時代的に近いが、当時のパリの雰囲気はどんなだったんだろう、新しい流れがどんどん出てきて、きっとキラキラしていたに違いない。と妄想していた。それにし…

フランスでフランス料理を食べたよ

先日Lensというフランスの小さな街で、いわゆる一般的なイメージの、宮廷料理のフランス料理を食べた。コースですごく安かったけど、見た目も味も、素晴らしかった。料理自体からもフランス料理の凄さを感じたけど、何より、こんな小さな街で、こんな本格的…

ルーブル×任天堂

パリ、ルーブル美術館に行った。そこにあったニンテンドー3DSによるガイドが良かった。美術作品のある場所に近づくと自動で再生開始、3Dで再現した彫刻なんかも画面上で見られる。興味に合わせたツアーもやってくれる。オーディオガイドの使い勝手って悪いこ…

パリのアールヌーボー

パリは比較的新しい時代の建物が多く、イタリアから来ると新鮮だ。日本人のヨーロッパのイメージに一番近いのがパリかもしれない。デザインを勉強していたので、アールヌーボーのファサードや美術館にある家具などを見るのはエキサイティングで、その政策技…

パリすげー・・・

日本に帰る前の最後の旅。パリに来た。直前まで南イタリアにいたのもあると思うが、全てが洗練されていて衝撃を受けている。道にあるサインとか、信号とか、現代的な建物とか、みんなキレーにされてる。地下鉄もモニター付いてるし、駅かっこいいし、日本語…

イタリアの大阪、ナポリ!

ナポリ行ってきましたー本当は行く時間無かったんですが、ナポリに行かずにイタリアで暮らしてきたと言えるか!ということで無理やり旅程に組み込みました。ナポリは一言で言うとイタリアの大阪!ものすごくカオス!危険な香りもプンプンで、人もめちゃめち…

これぞイタリア!?フィレンツェ

イタリアに来て1年経とうとしている中、初めてフィレンツェに行った。行ってみて一番思ったのは、実際みんながどう思っているかわからないけれど、フィレンツェは、日本人が思い描くイタリアのイメージが、一番凝縮された町なのではないだろうか。ということ…

感性は育つ

マドリードには素晴らしい美術館がいくつもある。特にプラド美術館は世界で最も素晴らしい美術館のひとつだと思う。今回マドリードで美術館に通いつめたら、一部の美術の見方が少しわかった気がする。今まで絵画などを見て、何と無くいい作品だな、とか、す…

カミーノを1週間やってみて思ったこと

短期間、1週間のカミーノを終えました。スペインの大地をひたすら歩くという体験をしていると、日常とは違ったことを考えるし、身体で感じることができました。歩いていると、様々なものに出会う。例えば、食べ物。普段食べている麦や、牛、豚、鶏などの、自…

1日に30キロ歩くのは思ったよりキツい…

カミーノで1日に30キロ歩いた。数字だけ聞いた時は全く大したことないと思っていた。が、10キロ近い荷物を背負って、起伏のある道を歩くのは、想像をはるかに超えたキツさだった、、、自分と荷物の重み、足を運びつづけることによって脚が痛くなるのはもちろ…

スペインにハマりそう!

カミーノはスペイン国内のルートがメインである。僕は今アンダルシア地方を旅しているが、そこで得た印象を伝えたい。この国は経済危機のイメージもつよくなってしまったかもしれないが、スペイン国内を旅していると、その素晴らしさが溢れんばかりに伝わっ…

旅というもの

昨日言ったように今スペインを歩いている。僕は今回初めて、旅というものをしているのだなぁと感じている。有名な街や観光名所を訪れるわけでもない。ひたすら名前を初めて聞く次の街を目指し、どんな街なのか想像してワクワクする。やっとの思いで街に着く…

カミーノ サンティアゴ巡礼の旅を始めました

カミーノと呼ばれる、スペインのサンティアゴにむけて歩く旅があります。通常全ての行程を行うと1ヶ月以上かかります。元々はキリスト教のヨセフ巡礼のためのものですが、こういう面白そうな活動にはどうしても参加したくなってしまいます。1週間だけ、僕も…

真剣に情熱的に……フラメンコ。

ロンダという渓谷の上にある街に来た。その景色はこの世のものとは思えないほど美しく恐ろしい。高所恐怖症の人は絶対に来てはいけない。そんな街で生まれて初めてのフラメンコを見た。3人組で、男性の歌い手とギター、そして女性のダンサー。小さなバーでの…

グラナダに来た。

2回目のスペインに来ている。今回はグラナダ。グラナダはイスラム勢力に支配されていた時代があったので、街もいわゆるヨーロッパな感じではない。ゴミゴミした雑踏の中からお香の香りを感じると、本場イスラム圏の国にも行きたくなってくる。。。

トリノの自動車博物館はオススメ!

トリノにあるフィアットの自動車博物館に行ってきた。そうここトリノはあのフィアットの本拠地なのだ。そのフィアットが作った博物館があるというので行ってきた。内容としては、車に関するほぼあらゆること全て。車もフィアットのものだけでなく、ヨーロッ…

最後の晩餐を見た!

Finalmente....ようやく、ついに、最後の晩餐を見ることができた。 最後の晩餐は通常のフレスコ画と違いテンペラ画なので、劣化が激しいことで有名だが、 修復作業のおかげもあって、実物は思った以上に鮮やかな色が出ており、 とても美しい絵だった。 場所…

マントヴァ名物かぼちゃのトルテッリは絶対食べた方がいい!

先日ミラノから電車で2時間ほどの、マントヴァ(Mantova)という街に行ってきました。方角としては南東ですね。この街は人口のきれいな湖に囲まれた中に、歴史ある素晴らしい宮殿が2つもあり、その中のフレスコ画は大作ばかりで素晴らしい。ただし、この街でや…

ベルガモへ小旅行のススメ

ミラノの近くには小さいけれどステキな街がたくさんある。 日帰りできる範囲にも意外と素晴らしい街が多いのだ。 そのどれもが個性を持っていて、イタリアの奥深さを感じる。 今回はミラノの北東方向にあるベルガモ(Bergamo)へ日帰りで行ってきた。 電車で…

日本に帰らなきゃ

昨日イタリア人の友達にある言いたくないことを告げた。 「日本に帰らなきゃ・・・」 1年間だけの滞在ということはみんな知っている。 でも、あと約3ヶ月での帰国が決まった、飛行機のチケットも買った、ということを話すと、 友達の顔が曇った。 「なんで…

ミラノサローネはミラノの裏側を見るチャンス!

旅の途中ですがミラノサローネについてひとつ。ミラノの町は一見建物の壁に囲まれて無機質にも見えるが、ひとたび中に入れば綺麗な中庭があったり最先端のデザインを扱うギャラリースペースが広がっていたりする。そんな、いつもは封鎖されていたり、足を踏…

空中都市ラグーザの景色に鳥肌が立つ

カターニアの南西、バスで2時間ほどかけて、ラグーザという町にやってきた。この町は比較的裕福なため、治安も良く、住んでいる人も暖かみがあってリラックスできる。リコッタチーズや地ワインなどのグルメも非常に美味だ。そしてなによりも、複雑な地形が生…

実に風光明媚なタオルミーナ

カターニア中央駅からバスで1時間半、タオルミーナに到着した。タオルミーナはシチリア1の観光地で、ヨーロッパ中から多くの観光客が訪れる。日本人も多いようで、レストランのメニューなどには日本語もよく書いてある。このタオルミーナ、前々から評判は聞…

シチリアの風景

輝く、青、緑、海広がる、空エトナ山、雄大草原、牛、羊黄、赤、花畑岩山、サボテン黒、溶岩活気、人、魚市場…

シチリアの人のあたたかさ

今日はパレルモを離れ、東のカターニアへ移動した。パレルモでもカターニアでも、人の暖かさに触れた。パレルモは真っ直ぐな親切さ、カターニアでは寡黙ながらも優しさを感じる人たちに出会った。道を聞けば丁寧に教えてくれるし、バスで降りる駅がわからな…

シチリアのご飯はヤスイしウマイ!

イースターバカンスの1日目、パレルモに到着した。パレルモは歴史的建造物など見るものもたくさんあるのだが、なにせ食べ物が美味しいことで有名なシチリア、期待は自然と高まってしまう。今日の夕食はレストラン『Al fondaco del conte』に行ってきた。ここ…

ミラノから1時間半でスキーに行ってきた!

Bobbioという、ミラノの北レッコ湖のちかくのスキー場に日帰りで行ってきた。 http://www.pianidibobbio.com/ (サイトが格好いいし見やすい) 今回は日帰りだったが、十分に満喫することができた。 朝7時半に城の前にバスが来るので、それに乗ってむかう。 …

スペイン旅行まとめ

昨日のポルトガル旅行まとめに引き続き、スペイン旅行のまとめをしたいと思う。スペインはポルトガル以上に思い出が多い。ビルバオ、バルセロナの素晴らしい建築の数々とにかく、1番印象に残っているのは、ビルバオやバルセロナで見た建築の数々だ。建築学科…