僕と日本と

大学院生の日々考えてること。デザインを学び、留学、そして就職へ・・・3日に1回くらい更新。

最後の晩餐を見た!

Finalmente....ようやく、ついに、最後の晩餐を見ることができた。

 

最後の晩餐は通常のフレスコ画と違いテンペラ画なので、劣化が激しいことで有名だが、

修復作業のおかげもあって、実物は思った以上に鮮やかな色が出ており、

とても美しい絵だった。

 

場所はミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。

最後の晩餐を見るためにはホームページなどから約1ヶ月前からの予約が必要だ。(空きがあれば直前でも予約可)

 

当日、朝9時、ガイドの人に従って、温湿度管理のために何重にも作られた小部屋を抜けると、

大きな部屋(一部爆撃で破壊されているためかなり新しい)の中にぽつんぽつんと2つだけ大きな絵があった。

その一つが最後の晩餐。

 

自分はダヴィンチ・コードを読んでいなかったので、この絵にまつわる謎などは知らなかったが、

色の鮮やかさや人々の表情や動き、この時のストーリーや欠けている部分の想像をしたりして、楽しく見ることができた。

何度見ても興味深く見ることができる絵だと思う。

 

ちなみに最後の晩餐を見るだけだが7ユーロくらいかかった。

いや、むしろ現代にこの絵が残って今見ることができることに感謝すべきか。