就活にあたって―内輪感からの脱却
大学にいて研究をしていると、
その分野で目指したい方向ができてくる。
でも、世間一般の人からしたら、自分が研究を行っていたり興味を持っていることは
どうでもいいことかもしれないし、相反する価値観が存在するのは間違いない。
つまり自分の考えや価値観に内輪感が出てきてしまっているのだ。
就活においても、自分のやりたいことそのまんまをやっている企業や、
同じ価値観を持った企業にだけ入りたいと思っていた。
しかし、世間とぶつかり合ったり、別の価値観を知った上で
自分の考えを進めていくことも、とても有意義なことだ。
自分の価値観の中だけで進めたこととは重みが違うだろう。
とはいえ、現実問題、自分の考えとぴったり合う企業を見つけることの方が難しそうなので、
とりあえず興味を持てたり、良い価値観を持っていると思える企業に入って、
その中で葛藤は必ず生まれるわけだから、
それが成長につながると認識しつつ頑張りたいというのが今のところの考えだ。
違う価値観を嫌悪して逃げるのは正しくないということだ。