イタリアと日本のデザインについてーイタリアで活躍する靴デザイナーさんのお話からその2
今日は初めてイタリアの有名なチョコ"Baci"を食べました。キスって意味です。
別に高級でもなんでもなく、普通にスーパーに売ってます。
食べたのはホワイトです。僕はホワイトは好き嫌いがあるんですが、これは甘すぎず風味が良くて、気に入りました。中にマカダミアナッツが入っていて、マッチしててとても美味しい。
中には格言が書いてある紙が入っていて、1つずつ違います。
あと一個だけ、もう一個だけ、、、と、食べ過ぎてしまいます!
さて、昨日書いたデザイナーさんから教わったことで、昨日書き忘れたことがあった気がしてましたが思い出しました!2つあります。
・イタリア人はコミュニケーション力がとても高い
イタリア人は工場の人、クライアントなどと相談しながら、自分のデザインを進めていくのがとてもうまい!話す量も半端じゃな無いとか。できた後もそのコミュニケーション力を活かしどんどん売り込んでいける。(大したものができていないのに口だけ達者でしゃべり続けることもできるとか…)
確かに、なんでこの内容なのにプレゼンを5分も10分も続けられるんだ〜〜という人を見た経験が僕にも有ります。僕がやれば1分で終わるのに。逆にどうでもいいことを長々と話されている気になることもありますね。
日本人と比較すると、日本人はすごいものを作るものの、コミュニケーションが苦手で人間関係をうまく活かせていないこともある。とのこと。
仕事自体については日本はとても細かいところまで丁寧にやっているので素晴らしいと思う。そんな良い所があるのに、コミュニケーションやセンスや思い切りで上回られてしまうのはとても悔しいことだと思う。
自分も苦手としているところなので、イタリア人を観察しつつ上達していきたいですね。
もう一つ
・イタリアではデザイナーの地位が高い
イタリアではデザイナーがカッコ良い!素敵な仕事!と思われているよう。日本でも思われていることもあるけど、こっちと比べると表面的な部分しか見てもらえていない気がする。デザインイコール見た目。のような。
こっちではやはり歴史があるのか、人々の理解が早いし、所謂素人のひとの店舗ディスプレイなどのデザインもとてもレベルが高い。小さな細々とやっているようなお店に行っても素晴らしいディスプレイがあったりするので、生活の中にデザインが在るという感じがする。
社会や会社の中でデザイナーの地位が低いことで起きる良くないことと言うのはままあると思う。お客さんが本当に欲しいデザインのものが少ない(営業、広告の意見の言いなり)結果本当に良い物が残っていかない。これらは日本や企業にとってもその力を弱めている一因なのではないだろうか。
優秀なデザイナーが多く出て、デザイナーの立場を変え、社会を変えていって欲しい。もしくは、デザインをより多くの人が学び、デザイナー以外の業種の人もデザインについての見識を持っていれば、良くなっていくのではないだろうか。。。
チョコ食べて寝ます。では。