素敵な飲み物、イタリアワイン
ワインというものに、日本にいる時はほとんど興味も持たず、飲んでこなかった。日本酒は好きだけど。
しかし最近ワインというものがイタリア人の生活と密接に関わっていることや、ワイン自体の美味しさに気づき、ワインに親しみを覚えてきた。
気軽な飲み物、ワイン。
イタリアではワインというものは、すごく気軽に飲まれている。それは、毎日の食卓の上にあるようなものだ。
気取って飲むものでもないし、値段も安い。例えばスーパーで、1本7ユーロくらいでかなり美味しいものが売っている。
料理も、ワインと合わさって初めて完全なものになっているように思う。
各地方にたくさんのワインが。
さらに、各地方にそれぞれ固有のワインがあり、それぞれが地域に根付いている。
それ故に、イタリアワインというくくりで見ると、とても理解しづらいものに思えてくる。
しかし自分にとっては、そんな一筋縄ではいかないところがミステリアスだし、探求心が湧いてくるところだ。
その地方に遊びに行った時にその地でできたワインを飲むのも素晴らしい体験だろう。
僕なりの楽しみ方。
自分は銘柄についても詳しくないし、ましてやワインの香りを他のものに例えたり、フルーティーだ、スパイシーだと表現することもできない。
けれど、友達と好きなワインを持ち寄って飲み明かしたり、お気に入りのワインを見つけた時の嬉しさといったら・・・
または、レストランでお店の人のおすすめを聞きながら選ぶときのわくわく感。
大切な人と楽しいひとときを過ごすときの大事なお供になったり。
つまりそこまで難しく考えずに、ワインあるところに幸せありという感じで楽しませてもらっている。
ありがとうイタリアワイン!
日本に帰ったら、ワインに触れることは機会としても金銭的にも少しハードルが上がるけれど、日本には日本酒という素晴らしいお酒があるので、日本酒と日本文化について調べたり、蔵に行ったりして、もっと親しみたいと思う。