僕と日本と

大学院生の日々考えてること。デザインを学び、留学、そして就職へ・・・3日に1回くらい更新。

サローネについて気付いたこと3つ

サローネについて気付いたこと

1.家具はファッションに近い
今回のサローネを見るにあたって、新しいコンセプトの製品や
新しい暮らしの提案などに期待をしていたが、
思ったより既存の家具のマイナーチェンジなどが多く、
ある程度機能が決まっており、技術革新もあまりない家具においては、
新しい見た目、流行などの面が大きいのだと実感した。

2.ピンキリ
世界一の展示会なので、一流品ばかりが揃っていると思っていたが、
出来がイマイチなものも多かった。
会場が広すぎるというのが理由の一つだと思う。
本会場の他に、街中で行われる展示でも膨大な数の作品が展示されているので、
セレクションのクオリティもまちまちなのだろう。
その分まだあまり経験がないデザイナーなども出展できる機会も多いと思われる。

3.日本の存在感は割とある
全世界から作品が集まってきているにしては、日本の存在感は高いと思った。
日本の大きなメーカーなどが多く出展しており、かける金額も高いように思えた。
個人についても、サローネサテリテなどで多くの出展が見られたし、クオリティが高かった。
一昨日も書いたが、家具については全く太刀打ちできていない。